天王山終えて

昨日、天王山西武×ソフトバンク直接対決2試合が終わった。

スコアは1勝1敗という結果であるが、非常に見応えのある試合だった。

 

初戦は、西武先発ニースに抑え込まれる形となった。

クライマックスでも十分再戦する可能性は高い。

どうにかして、打開策を見つけたいところである。

ただ、ソフトバンクもニースからチャンスは何度か作った。

しかし、肝心の一打が出なかった。

グラシアル、柳田であったり打つべき選手で点が取れなかったのは非常に大きかった。

 

逆にソフトバンク先発、高橋礼は粘り強く投げたものの、

序盤のピンチでの森の一打に泣いた。

それ以降、ピンチは招くものの要所をしめる投球であった。

 

2戦目は、中5日での登板で千賀、西武は十かんじ亀の登板であった。

前回、ノーノーを達成した千賀は今回も勢いに乗りたいところではあったが、疲労も多少残っていただろう。

その中でも、真っすぐは走っており5回までパーフェクトピッチング。

その後も8回まで1失点と好投。

 

ただ、8回まで味方の援護点がなかったのは精神的にも辛かったと思う。

先発、十亀に対し10本近くヒットを打っているにも関わらず、得点0は反省点である。

だが、今期中継ぎで安定している平井を交代直後に打ち崩したのは収穫である。

8回に2点をとった直後のその裏、1点をすぐさま取り返される。

 

下位打線、2アウト金子の四球からの秋山の長打で1点。

2人で簡単に点をとれる西武打線はやはり気を付けたい。

9回にも1点を追加したホークスだが、その裏守護神、森が4番中村に1発を浴びる。

 

ひやひやしながら、最後は山川をセンターフライで打ち取るが気持ち良く勝たせてはもらえなかった印象である。

 

総括としては、ホークス先発2本柱から1~9番どこからでも点の入る可能性があるなと感じさせる西武打線。

一方、やや安定感のない西武投手陣に対しなかなか点の取れないホークス打線。

 

絶対的先発2枚を西武打線に対しぶつけたが、安定感のある投手に対し打ち崩されそうな怖さを感じた西武打線はやはり脅威である。

対してのホークス打線は繋がりに欠け、チャンスで点が取れないケースが目立った。

ホークス打線も打順や先発にも定まりがなくクライマックスも一体どういった打線になるだろう。残り10試合弱両チーム良い流れを作って決戦へ臨みたい。